製造業において四肢機能障害となった事案の解決事例
相談者の状況
・年齢:22歳
・エリア:東京都(両親は熊本県)
・業種:製造業
・等級:1級9号(両下肢の用を全廃したもの)
事故内容
被告会社が設備を設置予定の浄水場内の現場において、事前調査をするにあたり、研修目的で相談者(原告)を派遣し、その際、工場内の電気室に入った際、暗闇の中で誤って開口部から落下して頭部から受傷した。相談者は頚髄損傷による四肢機能障害となった。
当事務所のサポート内容
労災の後遺障害申請の際の診断書や生活状況報告書作成のサポートを実施。
裁判では過失相殺が争点になり、当方としては、被害者の落度はほとんどなかったについて、事故現場の状況や本人からの聞き取りをして主張立証した。
結果
過失相殺は3割を前提とした裁判所の和解案で和解し、1億3000万円を獲得した。