労働災害に遭われた方、ご家族の方へ
1.治療中の方へ
主治医の指示にしたがい、定期的に通院し、痛みやしびれなどは、きちんと主治医に伝えましょう。
原因究明のため、画像検査や専門医の診察を受けましょう。
2.後遺障害が残りそうな方へ
この場合は今後の生活の保障のためにも充実した賠償が必要かと思います。
そのために適切な障害等級認定がなされる必要があります。
障害等級認定において後遺障害診断書がきちんと作成されているかが大事になってきます。
しかし、後遺障害診断書がきちんと作成されているか判断することはとても難しいことかと思います。
医師もほとんど労災保険の障害等級認定制度の内容を知りません。
後遺障害診断書は、きちんとした補償を受けるためにもっとも重要な証拠です。
後悔しないように、事前に後遺障害に精通している弁護士に相談することをお勧めします。
3.障害等級認定がされた方へ
認定等級が正しいのか,ご自身で判断するのは不可能に近いと思います。
障害等級表には,例えば「局部に神経症状を残すもの」(14級9号)としか記載されておらず、どのようなものが認定されるのかは全く分かりません。
この障害等級表の認定基準を詳細に記載された認定基準がありますが、一般の方がこれを理解するのは無理がありますし、その行間や実務的な運用などを含めて判断するのは不可能です。
ですので、等級認定が行われたときには是非とも適切な障害等級認定がされているのか、専門家(弁護士)に相談してみて下さい。
事故状況による解説
業種別による解説
新着情報
- 2024/01/15
- 建設業においてフォークリフト操作時における労災の解決事例
- 2024/01/15
- 製造業において四肢機能障害となった事案の解決事例
- 2023/10/13
- 労働災害における後遺障害認定までの流れとは?
- 2023/08/22
- 労働災害における、はさまれ・巻き込まれ事故発生時のポイント
- 2023/08/22
- 労働災害で脊髄損傷の後遺症が残った場合の対応方法と、ご家族が知っておきたいポイントとは?